夜中ぐっすり眠れない、寝つきが悪い方へ
この文章は、夜中ぐっすり眠れない、寝つきが悪く途中で起きてしまい朝体がスッキリと起きることが出来ない人に向けて書いています。
これを読むことでヨガをして夜中に目覚めることなく、朝までよく眠れるようになるかも知れません。
夜に布団に入ってもすぐに眠りにつけない、途中起きてしまうことで朝起きたときに体がだるいと感じたことはありませんか?
でも眠れないからといって病院に行くほどの事でもでもないし・・・・
または、病院で色々と検査したけどこれといった原因が見つからなくて医師からは自律神経の乱れだと言われただけで結局どうしたらいいのかわからない・・・
初めてヨガに来られた生徒さんの中にも、このような悩みを抱えている方が多くみられます。
ですが、ヨガをしたその日はぐっすりと眠れた。という声を子育て中のお母さんからご年配の方までと幅広い世代からよくお聞ききます。
では、なぜ寝つきが悪くなってしまうのか?
それは自律神経が関わっていると言われています。
自律神経とは何かと言うと、
交感神経と副交感神経の2つの神経から成り立っています。
交感神経とは、朝から日中にかけて優位になるアクティブに動くための神経。
副交感神経とは、夕方から夜にかけて優位になるリラックスするための神経。
通常この2つの神経の働きは交互に上手く切り替わるのですが、日中に過度のストレスがかかることで体が興奮状態のまま夜になっても交感神経が優位にいてしまうため、体がリラックスできず寝つきが悪くなったり不眠になると言われています。
これは、交感神経が悪くて副交感神経が良いのではなく、どちらの神経も大事な神経であり要は上手く切り替えが出来ていないことが自律神経を乱す原因となります。
切り替えが上手くいかない事で自律神経が乱れると寝つきが悪くなる他に胃潰瘍や、頭痛、腰痛、冷え、不妊、がん、心の病気などありとあらゆる体の調子を崩します。
また、ストレスが溜まることで自律神経が乱れると言われているのはきっとこれを読んでいるあなたもご存じかと思います。
自律神経が乱れることで体の調子が左右される。
またストレス(心)によることで自律神経に影響を与えている。
自律神経とは体と心どちらも関係しているということになります。
それだけ自律神経は体にも心にも影響を与えている大事な神経と言えます。
では、そんな大事な自律神経をどう整える方法があるかというと、ヨガがとても有効的です。
ヨガでは何をするかというと
① 深い呼吸をする
② 筋肉をストレッチする
③ 筋肉を程よく使う
④ 気持ちを穏やかにする
これらその全てに自律神経を整える効果があります。
背骨の中には自律神経が通っています。
ヨガで深呼吸しながら背骨周りの筋肉を動かすことは自律神経を整えることにとてもよい効果が得られます。
そして特に④気持ちを穏やかにすることがすごく大切であり、これはピラティスやストレッチでは得られません!
なぜ気持ちを穏やかにすることが大切かというと
ストレスが溜まっているときはどんな気分でしょうか?
リラックスしているときはどんな気持ちでしょうか?
ストレスまみれの時はイライラしたり、不安や怒りで身体がガチガチになっていませんか?
リラックスしているときは気持ちが穏やかで身体の力は抜けているのではないでしょうか?
ヨガでは特に深呼吸をして気持ちを穏やかにしながら体を動かすということは、ストレスで常に交感神経が優位になっていた状態からリラックス状態の副交感神経を優位にすることが出来ます。
結果、ヨガをしたことによって交感神経、副交感神経が上手く切り替わり自律神経が整い夜もぐっすりと眠れるようになります。
ぜひ、あなたも生活の一部にヨガを取り入れませんか?